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MIWAKUNO!!! HINDUSTANI
CLASSICAL MUSIC GUIDE

インドのエンタメ都市ムンバイに在住し日夜研鑽に励むサントゥール奏者・新井孝弘。J-popからHip-Hopまで、ジャンルを超えさらなる可能性に挑戦するタブラ奏者・ユザーン。ふたりは日本人でありながら、インド古典音楽家として本場インドでも認められる演奏家。このサイトは2017年〜2019年に開催した「魅惑のバザール&新井孝弘×インド音楽ライブ」にて発行した公式ガイドをまとめ再編集した魅惑の!!!インド音楽ガイドです。

CONTENTS

VOL.1
VOL.1
ますます好きになる!インド音楽ざっくり早わかり年表
[2017.05.04/年表]
ビッグバンから令和まで!インド音楽の歴史をざっくり斜め読み。
VOL.2
VOL.2
ベストヒット☆インド音楽「ラブユー♡師匠」新井孝弘の選ぶベスト5
[2018.05.04/CD紹介]
インドの人間国宝シヴ・クマール・シャルマ師が好きすぎる!
VOL.3
VOL.3
ベストヒット☆インド音楽「僕のタブラスター」ユザーンの選ぶベスト5
[2018.05.04/CD紹介]
スター達の演奏は、いつ何度聴いてもトキメキと発見と学びがあります。
VOL.4
VOL.4
ワー!ワー!ワー!知っておきたいインド音楽の楽しみ方
[2019.05.03/動画紹介]
観客に注目!すぐに使えるツウな合いの手&役立つムーヴ大紹介。
VOL.5
VOL.5
もっとインド音楽を味わうために…理解を深めるBOOKS紹介
[2019.05.03/ブックガイド]
インドってどこ?インド音楽ってなに?に答えてくれるブックガイド。
VOL.6
VOL.6
ラーガ&ターラ!いまこそ知りたい☆インド音楽用語と基礎知識
[2020.10.21/用語解説&コラム]
インド音楽ってどうなってるの?用語から見えてくるインド古典音楽。
VOL.7
VOL.7
シタールとタブラだけじゃない!魅惑の楽器オンパレード[インドの伝統楽器]
[2020.10.21/楽器一覧]
音にも見た目にもロックオン!魅惑すぎるインドの楽器たち。
VOL.8
VOL.8
インドの時間。ラーガのムード。
[2020.10.21/インド音楽コラム]
ラーガってなに?どう演奏してるの?ムンバイ在住の新井孝弘による音楽コラム

PROFILE

TAKAHIRO ARAI / SANTOOR [新井孝弘/サントゥール奏者]
1979年生まれ。ドラマーとしての活動を経たのち、05年より宮下節雄氏にサントゥールを師事。07年よりインドに渡り、世界最高のサントゥール奏者Pt.Shivkumar Sharma氏に師事。09年にインド国内で公式にデビューし、コンサート活動を開始。16年にはVasantrao Deshpande Sangeet Samaroh(Nagpur)、Vishnu Digambar Jayanti(Delhi)、Sawai Gandharva Bhimsen Mahotsav(Pune)など、非常に長い歴史を持つ、インド国内有数のインド古典音楽祭に出演。他にもムンバイ・ボパール・チェンナイなどインド各地で多数の公演を行い、12年にはインドの著名な声楽家Pt.JasrajよりCross Cultural Understanding Awardを授与された。14年、Tina Turnerらによるアルバム「Love Within」に参加。現在もムンバイに在住している。
SANTOOR
イラン発祥でピアノの原型となったといわれる打弦楽器。キラキラと輝くような美しい音色が特徴。台形の薄い木箱に、複数の金属弦を張った打弦楽器。軽量な木製の棒状の撥で叩いて演奏する。ペルシャから東西へ伝播し西で「ツィンバロン」「ハンマーダルシマー」、東では「キム(タイ)」「楊琴(中国)」など世界中で発展。インドではカシミール地方で独自の発展をしていた。1950年代、現代の巨匠シヴ・クマール・シャルマ氏とその父がチューニング方法や弦の本数に改良を加え、インド古典音楽のラーガを演奏できる楽器に生まれ変わった。今では北インドの古典音楽になくてはならない楽器となった。
U-zhaan / TABLA [ユザーン/タブラ奏者]
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。00年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムを発表。10年に同ユニットを脱退後、U-zhaan×rei harakamiとして「川越ランデヴー」「ミスターモーニングナイト」等をリリース。14年には坂本龍一、Cornelius、ハナレグミ等をゲストに迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリースした。16年には映画『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』の音楽をU-zhaan+Shuta Hasunumaで担当し、ボーカルにタモリをフィーチャリングした主題歌が話題となる。17年に蓮沼執太との共作アルバム『2 Tone』、18年にはフルカワミキ÷ユザーンとして『KOUTA LP』をリリース。
TABLA
北インドを代表する楽器であり、2個で1つの太鼓。指や手のひらを使って演奏し複雑で多彩なリズム表現が魅力。右側は木をくり抜いて作られる高音の音が出るタブラ(tabla)。左側が金属のまるい胴を持つ低音のバヤ(baya)。どちらもガブ(スヤヒー)と呼ばれる黒い部分により倍音を生み出し打楽器でありながら様々な音色を奏でることができるのが最大最強の特徴。約20数種程ほどの音があり、Dha ダ、Thun トゥン、Na ナ、などのボールと呼ばれる言葉で表され、リズムを言葉としてそのまま表すことができる。インド古典音楽ではタブラ・ラハラと呼ばれるタブラソロ、歌や器楽の伴奏で演奏される。

OFFICIAL GUIDE


  • 2017/05/04
    @塩竈杉村惇美術館

  • 2018/05/04
    @塩竈杉村惇美術館

  • 2019/05/03
    @塩竈杉村惇美術館

  • 2020/10/21
    公式ガイド制作